結論:従来の脆弱性診断サービスは「専門家が弱点を見つけて、報告書を納品する」スポット型の専門サービスです。サイトドック(SiteDock)は「無料の健診で見つけ、月額の自動修復でその場で直し、毎月の証跡レポートで示す」までをひとつなぎにした統合サービスです。診断は入口であり、主軸は「見つけて、その場で直す」ことにあります。
本ページは、日本情報基盤サービス株式会社(JIISセキュリティラボ)が、サイトドックと一般的な脆弱性診断サービスの違いをサービス分類(カテゴリ)として整理したものです。特定の事業者との比較ではありません。個別のサービスの内容・料金は、必ず各社の公式サイトでご確認ください。
脆弱性診断サービスは、専門家やツールでWebサイト・システムの弱点を洗い出し、報告書として納品する専門サービスです。案件ごとに範囲と深さを決めて実施するスポット型が一般的で、「いま、どこに弱点があるか」を知るうえで確立された手段です。
一方で、診断はあくまで「見つける」までです。見つかった弱点を直す(修復)のは報告書を受け取った側の仕事になり、次回の診断までの間に新しい弱点が生まれても気づきにくい、という構造的な課題があります。サイトドックはここが出発点で、無料の健診(かんたん健診・精密健診)で見つけ、月額の自動修復でその場で直し、毎月の証跡レポートで「対策済みであること」を示す、という一続きの流れを1つの月額サービスにまとめています。
かんたん健診は公開情報のみを用いるパッシブ診断(サイトに負荷をかけません)、精密健診はサイトの所有者確認のうえ実施する能動診断です。いずれもレポートPDFまで無料です。
| サイトドック | 一般的な脆弱性診断サービス | |
|---|---|---|
| 実施形態 | 継続の月額サービス(診断は無料の入口) | スポット実施(案件ごとの契約・納品) |
| 実施頻度 | 初回無料+契約中は月次の精密健診(所有者確認のうえ実施) | 年1回〜数回が一般的 |
| 診断方式 | 自動の能動診断(nmap・nuclei・OWASP ZAP・Nikto・WordPress脆弱性DB照合) | 専門家の手動診断を含む、より深い検査に対応するものも |
| 見つけた後の修復 | エッジで仮想パッチをあてて自動修復。直せない項目は明示し、専門家が伴走 | 報告書を受けて、自社・開発ベンダーで改修 |
| 証跡 | 毎月の証跡レポート(PDF) | 納品時の報告書 |
| 費用の考え方 | 健診・レポートは無料。有料は月額の自動修復のみ(料金は/autofix参照) | 診断範囲・深度によるスポット見積り |
※「一般的な脆弱性診断サービス」欄は、当社が把握している一般的な傾向をカテゴリとして整理したものです。個別のサービスには、継続契約や再診断、修正支援などを提供するものもあります。詳細は各社公式サイトでご確認ください。
サイトドックの精密健診は、自動化された能動診断です。専門家による手動のペネトレーションテストの代替ではありません。自動診断は「広く・定期的に・同じ基準で」確認することが得意な一方、業務ロジックの穴や複雑な認可の不備など、人の推理が必要な弱点の発見は専門家の手動診断に分があります。
大規模な独自開発システムや金融分野など、高度な手動診断が求められる場面では、専門の診断会社の利用が適しています。サイトドックは「まず現状を知り、見つかった弱点を直し続けたい」という日常運用の場面を担うサービスであり、スポット診断と併用いただくこともできます。
URLを入れるだけで、Webサイトの“外から見える弱点”をその場でチェックできます。登録は不要、費用もかかりません。スポット診断をご検討中の方の事前確認にもどうぞ。
無料で健診をはじめる本文中に記載したツール名(nmap・nuclei・OWASP ZAP・Nikto 等)は、各プロジェクト・各団体の名称または商標です。本ページは一般的なサービス分類の整理として当社が独自に作成したものであり、特定の事業者・サービスを評価するものではありません。記載内容の誤りにお気づきの場合は当社までご連絡ください(確認のうえ速やかに訂正します)。