プロ|Webアプリ・APIサーバ向け

公開ページの外側だけでなく、
ログインの内側とAPI
サーバの中まで。

会員機能・管理画面・APIを持つサイトは、公開ページを守るだけでは足りません。プロは、スタンダードの9つの守りに、ログイン後の画面とAPIの診断サーバ内のファイル変更のその場での検知全ポートの外部非公開を加えます。

スタンダードと違い、サーバ側の設定変更を伴います。トンネル接続と常駐エージェントの導入は当社が代行・支援します。本番適用の前に、ステージング環境等での事前検証をおすすめします。

月額 80,000円(税抜)1サイト・初期費用なし・最低利用期間なし

構成(ログイン・API・サーバ)をうかがったうえで、スタンダードで足りるかどうかも含めてご提案します。

WHY PRO

公開ページを守るだけでは、足りないサイトがあります。

スタンダードは、DNSを切り替えるだけでサイトの「通り道」に立ち、外から届く攻撃を診て・治します。ただ、Webアプリ・APIサーバには、通り道からは届かない場所が3つあります。

01ログインの内側

会員ページ・管理画面・注文フォームは、ログインしないと診断が届きません。攻撃者は、アカウントを作ってから内側を探します。

02API

スマホアプリや外部連携が叩くAPIは、ブラウザ向けの守りとは前提が違います。想定外のパラメータを通してしまう入口と、正規のアプリまで止めてしまう過検知の両方が問題になります。

03サーバの中

公開ページを毎日取得して差分を見る方式では、配信に現れないファイルの書き換えや、SSH・DBなどWeb以外のポートには届きません。

この3つに届く手段は、いずれもサーバ側の設定変更(トンネル接続・常駐エージェント)か、お客様側の準備(テストアカウント・API仕様・アプリ側のヘッダー追加)を伴います。だからプロは、スタンダードとは別のプランとしてご提供しています。

WHAT'S ADDED

スタンダードの9つの守りに、プロで加わる7つ。

実装済み、または当社の運用で提供できるものだけを載せています。実施条件がある項目は、その条件も同じ場所に書きました。

リアルタイム改ざん検知(常駐エージェント)

サーバに常駐する小さなエージェントが、指定したディレクトリ配下のファイルの追加・書き換え・削除・権限変更をその場で検知して当社に通知します。当社側で正常な更新と不審な変更を機械判定し、必要に応じて担当者が確認のうえお知らせします。スタンダードの夜間クロール方式(公開ページの差分確認)は、そのまま併用します。

エージェントが送るのはファイルのパス・ハッシュ・変更の抜粋のみ。設定ファイル等の秘密情報は送りません。デプロイ前に一時停止を宣言すると、その間の変更は正常な更新として記録します。

サーバの全ポートを外部非公開

サーバからエッジへ内側から接続する Cloudflare Tunnel に切り替え、SSH・データベース・管理用を含むすべてのポートをインターネットから見えなくします。管理アクセスは Zero Trust Access 経由のみになります。

サーバに接続用のプログラム(cloudflared)を常駐させます。導入は当社が代行・支援します。

API保護(スキーマ検証)

OpenAPI 3.0 形式のAPI仕様(スキーマ)を事前にご登録いただき、仕様に合わないリクエスト(想定外のパラメータや型、形式の異なるJSON本文など)をアプリに届く前にエッジで遮断します。

検証対象はJSON形式の本文で、サイズに上限があります。仕様と実装が食い違うと正規のリクエストも遮断されるため、登録前に当社が内容を確認し、ご相談のうえ適用します。

クライアントアプリからのAPI通信の保護

スマホアプリや業務ツールなど、ブラウザと違う挙動の通信は、Bot判定やレート制限に引っかかることがあります。サイトごとに発行する専用のヘッダートークンを付けた通信だけを、Bot判定・レート制限の過検知から外します

アプリ側にヘッダーの追加が必要です。対象はお申し出いただいたAPIのパスに限り、WAF・自動修復(仮想パッチ)・ログインAPIへの連続失敗の抑制はトークンの有無にかかわらず効き続けます。トークンはいつでも再発行できます。

カスタム防御ルール

サイト固有の遮断・許可ルール(特定パスの制限、特定の送信元やパターンの遮断など)を、月3件まで・翌営業日対応で作成します。API仕様(スキーマ)の更新も同じ枠で承ります。

ログイン後の画面・フォーム入力の診断

月次の定期診断の範囲を、ログイン後の画面とフォーム入力まで広げます。会員ページ・管理画面・注文フォームなど、公開ページの診断では届かない場所を、外から届く攻撃と同じ手口で確かめます。

テストアカウントのご提供と事前のご同意のうえ実施します。退会・削除など破壊的な操作が疑われる導線は、既定で診断対象から除外します。

優先サポート

ご相談、誤検知時の切り戻し、ルールやスキーマの修正を優先して対応します。ステージングでの事前検証や、段階的な適用の設計もご一緒します。

正直にお伝えすると、改ざん検知の役割は「変更を検知して、お知らせする」ことです。検知した変更を元に戻す作業や、アプリの根本改修はエッジでは行えず、必要に応じて専門家が実装まで伴走します。

HOW IT WORKS

エッジと、サーバの中。2か所で守ります。

スタンダードはエッジ(サイトの通り道)だけで完結します。プロは、エッジの守りを広げたうえで、サーバの中にも小さな常駐プログラムを置きます。

はプロで加わるもの。それ以外はスタンダードと共通です。

改ざん検知は、スタンダードでは公開ページを毎日取得して前回との差分を確認する方式、プロではサーバに常駐するエージェントがファイルの更新をその場で検知する方式(リアルタイム)です。プロは両方式を併用します。エージェントは配信に現れないファイルの変更を、夜間クロールはデータベース由来の内容の変化を拾うため、どちらか一方には置き換えません。

ONBOARDING

導入の流れ。スタンダードとの違いは、サーバ側の2つの作業です。

DNSの切り替えまではスタンダードと同じです。そのあとに、トンネル接続と常駐エージェントの導入が加わります。いずれも当社が代行・支援し、段階的に適用します。

  1. ご相談・構成の確認

    ログイン・API・サーバの構成をうかがい、対象にするAPIのパス、API仕様(スキーマ)の有無、テストアカウント、診断から除外する導線(退会・削除など)を決めます。スタンダードで足りる構成であれば、その旨をお伝えします。

  2. DNS の切り替えスタンダードと共通

    ドメインの向き先をサイトドックのエッジへ変えます。切り替え作業の代行・支援は月額に含まれます。この時点で、9つの守りが有効になります。

  3. サーバ側:トンネル接続と常駐エージェントプロで加わる

    サーバに接続用のプログラム(cloudflared)と改ざん検知のエージェントを常駐させ、外部に公開するポートを閉じます。まずステージング環境等で動作を確認し、問題がなければ本番に適用します。

  4. エッジ側:スキーマ・ヘッダートークン・カスタムルールプロで加わる

    API仕様(スキーマ)の登録、自社アプリ向けのヘッダートークンの発行、必要なカスタム防御ルールを、影響の小さいものから段階的に適用します。適用後に問題が起きた場合は、その場で切り戻します。

  5. 毎月:定期診断と証跡レポート

    月次の定期診断(ログイン後の画面とフォーム入力を含む)と、実施した対策・検知した変更をまとめた証跡レポート(PDF)をお届けします。

※ 本番適用の前に、ステージング環境等での事前検証をおすすめします。 プロの機能はサーバ側の設定変更(トンネル接続・エージェントの常駐)とエッジの設定(スキーマ検証・カスタム防御ルール・アプリ通信のヘッダートークン)を伴い、設定を誤ると正規のアクセスが遮断されることがあります。導入作業は当社が代行・支援します。

PRICING

料金:スタンダードとプロ

いずれも1サイト単位・月額制。初期費用はありません(導入作業は月額費用に含まれます)。最低利用期間・違約金はありません。

守りの内容スタンダードプロ
9つの守り(両プラン共通)
月次の定期診断
改ざん検知
自動修復(仮想パッチ)
セキュリティヘッダの自動付与
WAF(攻撃遮断)
DDoS吸収
CDN配信(オリジンIP隠蔽)
SSL証明書の自動更新
証跡レポート(PDF・毎月)
プロで加わる7つ
リアルタイム改ざん検知(サーバに常駐するエージェントがファイルの更新をその場で検知)
サーバの全ポートを外部非公開(Cloudflare Tunnel+Zero Trust Access経由のみ)
API保護(スキーマ検証):事前登録したAPI仕様に合わないリクエストを遮断
クライアントアプリからのAPI通信の保護:専用のヘッダートークンで、自社アプリの通信をBot判定・レート制限の過検知から守る(アプリ側にヘッダーの追加が必要)
カスタム防御ルール(月3件まで・翌営業日対応)
ログイン後の画面・フォーム入力の診断(テストアカウントのご提供と事前のご同意のうえ実施)
優先サポート
月額(税抜)月額 50,000円(税抜)月額 80,000円(税抜)

※ 9つの守りの行はスタンダード・プロ共通、「-」の行はプロで加わるものです。サイト数・構成により変動し、最終金額はお見積りでご提示します。複数サイト・大規模構成はお問い合わせください。

なぜ、私たちがそれを言えるのか

ログインの内側やAPIまで診て、止めてはいけない通信を止めない運用ができるのは、公共サービスの防御を現場で続けてきたからです。

※実績数値は2026年7月時点。

  • Suricata 等の NIDS(ネットワーク型 不正侵入検知)で、不正な通信を見つけて対処してきた実運用の知見。
  • 止めてはいけない公共サービスを守る前提=「過剰に止めない」運用を現場で積み上げてきました。
  • 診断・防御のロジックは JIISセキュリティラボ監修。日本情報基盤サービス株式会社が運営します。

FAQ

プロについて、よくある質問

プロは、どんなサイト向けですか?
会員機能・管理画面・APIを持つWebアプリケーションや、APIサーバを運用している方向けのプランです。公開ページの守りに加えて、ログイン後の画面とフォーム入力の診断、API仕様(スキーマ)に合わないリクエストの遮断、サーバに常駐するエージェントによるリアルタイム改ざん検知、サーバの全ポートの外部非公開までを含みます。コーポレートサイトやCMSサイトはスタンダードで十分な場合が多く、構成をうかがったうえでご提案します。
プロの「リアルタイム改ざん検知」は、どのように動きますか?
お客様のサーバに当社の小さな常駐プログラム(エージェント)を導入し、指定したディレクトリ配下のファイルの追加・書き換え・削除・権限変更をその場で検知して当社に通知します。当社側で「正常な更新」と「不審な変更」を機械判定し、必要に応じて担当者が確認したうえでお知らせします。デプロイや更新作業の前に一時停止を宣言していただくと、その間の変更は正常な更新として記録します。エージェントが停止している間や指定外の場所の変更は対象外です。エージェントが送るのはファイルのパス・ハッシュ・変更の抜粋で、設定ファイル等の秘密情報は送りません。
プロの「API保護(スキーマ検証)」とは?
OpenAPI 3.0 形式で記述したAPI仕様(スキーマ)を事前にご登録いただき、仕様に合わないリクエスト(想定外のパラメータや型、形式の異なるJSON本文など)をエッジで遮断します。Cloudflareのスキーマ検証(Schema Validation)機能を用います。検証対象はJSON形式の本文で、サイズには上限があります。スキーマと実際のAPIが食い違うと正規のリクエストも遮断されるため、登録前に当社で内容を確認し、ご相談のうえ適用します。スキーマの更新はカスタム防御ルールと同じ枠(月3件まで)で承ります。
スマホアプリや自社ツールからのAPI通信が、Bot判定で止められませんか?
独自のUser-Agentや頻繁なポーリングなど、ブラウザと異なる挙動の通信は、Bot判定やレート制限に引っかかることがあります。プロでは、サイトごとに発行する専用のヘッダートークンをアプリの通信に付けていただくことで、そのトークンを持つ通信だけをBot判定・レート制限の対象から外します。対象はお申し出いただいたAPIのパスに限り、ログインAPIへの連続失敗の抑制と、攻撃を遮断するWAF・自動修復(仮想パッチ)はトークンの有無にかかわらず効き続けます。トークンはいつでも再発行でき、切り替えの猶予期間中は新旧どちらも有効です。
プロの導入で、本番サイトに影響はありませんか?
プロの機能はサーバ側の設定変更(トンネル接続による全ポートの外部非公開・エージェントの常駐)とエッジの設定(スキーマ検証・カスタム防御ルール・アプリ通信のヘッダートークン)を伴います。設定を誤ると正規のアクセスが遮断されることがあるため、本番適用の前に、ステージング環境等での事前検証をおすすめします。導入作業は当社が代行・支援し、段階的に適用します。適用後に問題が起きた場合は、その場で切り戻します。

このページの要点

Webアプリ・APIサーバの守りを、構成に合わせてご提案します。

ログイン・API・サーバの構成をうかがい、プロが必要か、スタンダードで足りるかから一緒に考えます。お見積りの提示まで無料です。