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Webサイトの脆弱性の確認方法とチェックポイント

Webサイトの脆弱性対策は、やみくもに調べるより「外から見える範囲」から順に潰していくのが効率的です。ここでは、自分で確認できる項目と、能動的な診断が必要な項目を分けて整理します。

確認すべき項目

なぜ重要か

脆弱性は早期に把握して優先度順に対処することが重要です。とくに外から見える設定不備は、攻撃者にとっても最初に見える情報であり、自動化されたスキャンの標的になりやすい領域です。

自分で確認する手順

  1. まず外形から確認する:HTTPS・セキュリティヘッダ・Cookie属性・SPF/DMARCは、サイトに負荷をかけずに公開情報だけで確認できる。本ハブの各記事の手順で点検する。
  2. バージョンの露出を見る:レスポンスヘッダの ServerX-Powered-By や、HTML内の生成タグにソフトウェア名とバージョンが出ていないかを確認する。露出は攻撃の的を絞らせる。
  3. サブドメインを棚卸しする:メインサイトだけ対策され、キャンペーン用・旧システムのサブドメインが放置されている例が多い。DNSの管理画面で現存するレコードを洗い出す。
  4. ここから先は能動診断の領域:開放ポートの確認(nmap)、既知脆弱性の検査(nuclei)、Webアプリケーション診断(OWASP ZAP)などは、対象サイトへ実際にリクエストを送るため**自社が管理するサイトに限り**、負荷と実施時間帯に配慮して行う。
  5. 見つかった項目を優先度づけする:影響(何が起きるか)×容易さ(どれだけ簡単に悪用できるか)で並べ、設定変更で治る項目から先に潰す。

よくある質問

自分で確認するのと専門的な診断は何が違いますか?
本記事の手順で確認できるのは、公開情報から見える設定不備が中心です。開放ポート・既知脆弱性・Webアプリケーションの問題は、対象へ実際にリクエストを送る能動診断でなければ分かりません。能動診断は自社が管理するサイトに限って実施してください。
他社のサイトを診断してもよいですか?
いけません。許可なく能動的な検査を行うことは、不正アクセス禁止法などに抵触するおそれがあります。診断は、自分が管理する、または管理者の明確な許可を得たサイトに限って行ってください。

関連する用語解説

脆弱性診断ペネトレーションテストOWASP Top 10SQLインジェクション

ひとつずつ確認し続けるのが難しいときは

ここで挙げた検査は、サイトドックの月次の定期診断に含まれます。見つかった弱点のうちエッジで治せるものはその場で自動修復し、実施した対策は毎月のレポート(PDF)でお届けします。

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監修:JIISセキュリティラボ(監修者情報)/ 日本情報基盤サービス株式会社www.jiis.co.jp
本ページは一般的な解説であり、個別の環境での適用は専門家にご相談ください。