マルウェアとは?Webサイト経由の感染と対策
監修:JIISセキュリティラボ監修者情報を見る
定義
マルウェアとは、コンピュータやその利用者に害を与える目的で作られた悪意あるソフトウェアの総称です。ウイルス・ランサムウェア・スパイウェアなどが含まれます。Webサイト運営の文脈では、「自社サイトに仕込まれて閲覧者へ感染を広げる」加害側のリスクが特に重要です。
仕組み
攻撃者は、脆弱性のあるWebサイトに侵入してマルウェア本体や誘導コードを設置します。閲覧者がそのページを開くと、ブラウザやプラグインの弱点を突いて自動感染させたり(ドライブバイダウンロード)、偽の更新画面などで手動インストールへ誘導したりします。
サイト運営者側から見ると、Web改ざんとマルウェアは表裏一体です。改ざんによってマルウェア配布の仕掛けが設置され、自社サイトが感染拡大の踏み台になります。
実被害の傾向
自社サイトが配布元になった場合、閲覧者・顧客への感染拡大、ブラウザや検索エンジンでの危険サイト警告、サイト閉鎖と信頼の毀損が起きます。社内PCがランサムウェアに感染した場合は、データの暗号化と身代金要求、業務停止に発展します。中小企業では、取引先への感染拡大が取引停止につながる例も報告されています。
対策
- Webサイト側:CMS・プラグインの更新、WAFによる攻撃遮断、改ざん検知で「配布元にならない」対策を最優先に。
- 閲覧環境側:OS・ブラウザの更新、セキュリティ対策ソフトの導入。
- もしもの備え:バックアップの分離保管と、被害時の連絡・隔離手順の整理。
いま自分のサイトがどうなっているかは、Webサイトの脆弱性の確認方法の手順で確認できます。
サイトドックでの扱い
サイトドックは「自社サイトをマルウェア配布の踏み台にしない」ことに焦点を当てたサービスです。自動修復のWAF・仮想パッチが侵入の前段となる攻撃を遮断し、改ざん検知が異変を早期に知らせます。
すでに検索結果やブラウザで警告が出ている場合は、DNSの切り替えによるエッジ隔離で拡散を止める初動が可能です。感染したサーバー内部の駆除・フォレンジック調査は自動修復の範囲外のため、状況に応じて専門対応をご案内します。
対策の実施と運用まで任せる場合の仕組み・料金はサイトドックのご案内をご覧ください。
よくある質問
自社サイトがマルウェアを配布していると警告が出ました。どうすればいいですか?
ウイルスとマルウェアは違うものですか?
このページの要点
- マルウェアは悪意あるソフトウェアの総称。サイト運営では「配布元にならない」加害側リスクの対策が重要
- Web改ざんとマルウェア配布は表裏一体。侵入経路はCMS・プラグインの脆弱性が中心
- 警告が出たら、まず拡散を止める(隔離)→駆除→再審査の順
- サイトドックは侵入前段の遮断(WAF・仮想パッチ)と改ざん検知で踏み台化を防ぐ方向の対策。内部駆除は専門対応の範囲
対策の実施と運用まで、まとめて任せるなら
サイトドックは、月次の定期診断で弱点を継続的に見つけ、エッジで治せるものはその場で自動修復する統合型セキュリティサービスです。実施した対策は毎月のレポート(PDF)でお届けします。