Web改ざんとは?手口・被害・復旧と対策
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定義
Web改ざんとは、攻撃者がWebサイトのファイルや表示内容を無断で書き換える攻撃です。見た目が書き換わる愉快犯型だけでなく、見た目はそのままに閲覧者をマルウェア配布サイトへ転送する仕込みを埋め込む「見えない改ざん」が現在の主流で、発見が遅れやすいのが特徴です。
仕組み
侵入経路の多くは、CMS(WordPress等)本体・プラグイン・テーマの既知の脆弱性、盗まれた管理者パスワードやFTPアカウント、レンタルサーバー上の他サイト経由です。侵入後は、ページへの不正スクリプトの挿入、偽ページ(フィッシングページ)の設置、バックドア(再侵入用の裏口)の設置などが行われます。
「見えない改ざん」では、正規ページに数行のコードが挿入されるだけのため、運営者がページを見ても気づけません。検索エンジンやブラウザに危険サイトと判定されて、初めて発覚するケースが多くあります。挿入されたコードが訪問者側で何を起こすかはマルウェア感染の解説記事で扱います。
実被害の傾向
閲覧者へのマルウェア感染の拡散(自社サイトが加害者側になる)、Google Safe Browsing等による警告表示と検索順位の急落、サイトの緊急閉鎖による機会損失、復旧・調査費用などが典型です。発見が遅れるほど、バックドアの温存や再改ざんで被害が長期化します。
対策
- CMS・プラグインの更新:侵入経路の大半を占める既知の脆弱性を放置しない。
- 改ざん検知:ページやファイルの変化を定期確認し、異変を早く見つける仕組みを持つ。
- WAF・仮想パッチ:改ざんの前段となる攻撃リクエストを手前で遮断する。
- 認証情報の保護:管理画面・FTPの強固なパスワードと接続元制限。
- バックアップ:クリーンな状態へ戻せる備えを平時から持つ。
いま自分のサイトがどうなっているかは、Webサイトの脆弱性の確認方法の手順で確認できます。
サイトドックでの扱い
月額の自動修復には改ざん検知が含まれ、公開ページの異変を定期チェックして通知します。あわせて、WAF・仮想パッチが改ざんの前段となる攻撃リクエストをエッジで遮断し、侵入の可能性そのものを下げます。
すでに改ざん・マルウェア被害が出ている場合は、DNSの切り替えだけでエッジ隔離による初動が可能です(FTPや管理画面の情報が分からなくても着手できます)。サーバー内部の清掃・原因調査そのものは自動修復の対象外のため、状況に応じて専門対応をご案内します。
対策の実施と運用まで任せる場合の仕組み・料金はサイトドックのご案内をご覧ください。
よくある質問
サイトが改ざんされているか、自分で確認する方法はありますか?
改ざんされてしまったら、まず何をすべきですか?
改ざん検知があれば、改ざんは起きなくなりますか?
このページの要点
- Web改ざんは、サイトのファイルや表示の無断書き換え。見た目が変わらない「見えない改ざん」が主流で発見が遅れやすい
- 侵入経路の大半はCMS・プラグインの既知の脆弱性と盗まれた認証情報
- 対策は「更新」「改ざん検知」「WAF・仮想パッチ」「認証保護」「バックアップ」の組み合わせ
- 被害発生時はDNS切り替えだけのエッジ隔離で初動可能。サーバー内部の清掃は専門対応の範囲
対策の実施と運用まで、まとめて任せるなら
サイトドックは、月次の定期診断で弱点を継続的に見つけ、エッジで治せるものはその場で自動修復する統合型セキュリティサービスです。実施した対策は毎月のレポート(PDF)でお届けします。